【人生2度目のインフルエンザ】イナビル吸引粉末剤20mgの効果と副作用

インフルエンザに感染してしまいました。
人生で2回目のインフルエンザです。

1回目のインフルエンザは5年ほど前に経験しました。
朝は何も違和感がなかったのですが、お昼頃から
悪寒がしてきて、とても立っていられる状態では
なくなった記憶が残っています。


前回のインフルエンザが
何型だったかは覚えていません。

インフルエンザの症状

23日(日曜日)の夕方ぐらいに、少し体調が悪くなりだしました。
「体がだるい」
「頭がボーっとする」

この様な症状からはじまって
夜には、寒くて寒くて我慢出来ないくらいでした。
熱を測ると38.4℃なのでびっくりです。

祝日なので我慢した

24日(月曜日祝日)、これがそもそも正解なのか?・・・間違いなのか?
その日の夜には39.5℃まで熱が上がり
咳もひどくなり鼻水も出てきました。

何より頭が「ボー」っとして思考力停止状態です。

朝1番に予約して病院へ

25日(火曜日)の朝1番に予約を取ろうと
かかりつけの病院HPでネット予約を開いた所
すでに15人の予約待ち・・・この時期は混みますものね。

これは嫁さんに予約してもらったので
後から聞いた話なのです。
予約を取る元気も、電話する事も出来ないほど
衰弱していました。

診察の結果

もちろん1人では行けませんので、嫁さんに連れて行ってもらい
さらに付き添ってもらいました。嫁さんに感謝です。

一般的な迅速診断キットで検査していただきました。
長めの綿棒を鼻や口に入れて、こすりつけるように
取った組織や分泌物を処理液に浸して検査キットに滴下する
ことで、陽性か陰性か、の判定を行うものです。

少しだけ、のどの奥や鼻の奥をこする時に
痛みがありますが、非常に簡単な検査です。
(爺キンは鼻から突っ込まれましたよ)

10分から15分で検査結果がわかる

「インフルエンザA型陽性です」って先生が言ってます。
迅速診断キットの、Cの部分とAの部分に
きっちりラインが出ていました。

しんどいし、病院なので写真は撮れませんでした。

迅速診断キットでの注意

よく聞く話ですが、病院で検査したところ
迅速検査キットでは陰性となったが
後日、もう一度検査したらインフルエンザ陽性だった。

迅速診断キットでの検査では
インフルエンザウイルスの量がある一定以上に
達していないと陽性と判定されにくい、と言う
欠点があります。

インフルエンザに感染後、インフルエンザウイルスが
体内で増殖するまでに時間がかかるためです。
感染して12時間から24時間経過してから
この検査を行わないと、陽性という結果が出てしまう
ことが多いそうです。

結果的には1日待ってよかったのかもですが・・・

検査キット的には感染して12時間から24時間経過してからの
方がいいのでしょうが、かなりしんどいので
我慢するのはあまり良くないでしょう。

特に小さいお子さんや年配の方はすぐに病院に行って
下さい。インフルエンザでの合併症は怖いです。
小児では「インフルエンザ脳症」
高齢者では「二次性細菌性肺炎」
などの合併症を発症する可能性があるので
特に注意が必要です。

検査は12時間から24時間経過してからですが薬は48時間以内に

検査では、12時間から24時間経過しないと
陽性判定されにくいのですが、
インフルエンザに効く薬:抗インフルエンザ薬(ノイラミニダーゼ阻害剤)
  • タミフル
  • リレンザ
  • ラピアクタ
  • イナビル
タミフルは内服薬、リレンザ・イナビルは吸入薬、ラピアクタは注射薬です。
どれも素晴らしい抗インフルエンザ薬ですが、症状が出てから
48時間以内に使用してウイルスの増殖を抑えなければいけないのです。

インフルエンザウイルスは人の細胞内で増殖しますが
ほとんどのウイルスは鎖でつながった様に増殖します。
つながったままでは、細胞外に出ることが出来ないため
つながっている鎖を切って、細胞外に出ていこうとします。

この鎖を切る働きをする物質がノイラミニダーゼ(NA)という酵素です。
ウイルスが細胞外に出るのを防ぐには、この鎖が切れないように
ノイラミニダーゼ(NA)を働かせなければよいのです。

抗インフルエンザ薬(ノイラミニダーゼ阻害剤)とは
インフルエンザウイルスを細胞外出させないようにする薬なのです。

今回はイナビルを処方していただきました

タイトルにも書いてますが、今回は初めてイナビル吸入粉末剤です。
1回目の時はタミフルを処方したいただきました。
診察を終えて、処方箋を持って薬剤師の所へ行くと
隔離された部屋で、説明を受けてその場で2本吸入しました。
少しだけ苦かったです。(13時頃の事です)

ツムラ小柴胡湯エキス顆粒(医療用)も処方していただきました。
  • 急性熱性病
  • 肺炎
  • 気管支炎
  • 気管支喘息
  • 風邪
  • リンパ線炎
  • 慢性胃腸障害
  • 肝機能障害
などに用いられる漢方薬です。胸や脇腹が重苦しく、口の中が
不快で食欲がなく、微熱や吐き気のある人に適しているそうです。

インフルエンザウイルスを倒すのは自分

抗インフルエンザ薬でウイルスの細胞外への増殖を
抑えたら、安静にして十分な休養を取りましょう。

体内のインフルエンザウイルスを倒す為に
体中の免疫機能をフル活動させているので
できれば熱が下がるまで、必要最小限の活動以外は
寝ている事が望ましいのです。
(必要最小限の活動とはトイレや食事ぐらいです)

ちなみに爺キンも病院から帰って、少しだけ昼食を食べてすぐに寝ました。
前日から、相当寝ているのですが、まだまだ眠くて寝れます。

19時頃に起きて夕食を食べて、又寝ました。(まだ38.5℃でした)

22時頃に目が覚めた時には、37.1℃まで下がっていました。
イナビルが効いたのでしょうね。

結構早めに効果が出るみたいです。

副作用はなかったか?

よく聞く「異常行動」などの副作用ですが、爺キンはなかったです。
イナビルでも「10歳代」「男性」「投与して2日以内」では
そういった事もあるそうなので、特にお子様や未成年の方を
1人だけにはしないほうが、いいと思います。

食欲が無くても水分・栄養分は補給しよう

高熱のため、普段より多く水分が体の外に出てしましますので
こまめな水分補給が必要です。

お茶や水だけでは体に必要なミネラル分が摂れませんので
イオン飲料や経口補水液等が良いでしょう。

糖分の摂りすぎには注意してください。

まとめ

病気全般に言える事ですが特に
インフルエンザは特に適切な診断と
適切な薬の投与が大事ですね。

後は安静にして十分な休養、睡眠が大切です。

インフルエンザHAワクチン予防接種も効果的ですので
毎年、流行する前(11月中頃)に打っておいた方がいいですね。

家族への感染予防の為、別室で
マスクの着用や手洗い等をしっかいやって
出来るかぎり、感染に注意して下さい。

インフルエンザが治っても、隔離していた
部屋には、まだインフルエンザ菌が
まんえいしていますので

部屋の掃除等をするのは
1週間後ぐらいがいいと思います。

2月末頃までは、注意が必要ですね。

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