エンジンオイル【低粘度オイル0W-20】を5W-30に変更!燃費より耐久性とコスパ

オイル交換の時に、毎回0W-20の
エンジンオイルを使用していたのですが
今回から5W-30に変えました。
省燃費な車が流行りなので、カーショップでも
低粘度なエンジンオイルが主流になっていて
0W-20が主流で0W-16なんて
エンジンオイルまで販売されています。

我が家のSUZUKI ワゴンR(MH44S)にも
低粘度エンジンオイル(Mobil1 0W-20)を
新車の時から、ずっと入れていたのですが

今回からは0W-20のエンジンオイルをやめて
5W-30のオイルを入れる事にしました。

理由について
この後に書いていこうと思いますが
決してMobil1や0W-20のオイルに
不満や不安がある訳ではありません。
(凄く良いオイルだと思います)

そもそも自動車の話、特にエンジンオイルの
話題では、どれを信用したらいいのか
分からないほど、いろんな意見が
ありますので「こんな考え方をする
人もいるんだな?」程度でお読みください。


省燃費オイルの0W-20って何?

オイルの粘度はSAE(アメリカ自動車技術者協会)の
分類で「10W30」や「0W-20」と表されます。

表示の「10W」や「0W]の
Wの前の数字部分が小さいほど
低温で固まりにくい特性があります。

0Wなら零下35℃
5Wなら零下30℃
10Wなら零下25℃に対応します。

ちなみにWは「Winter」の略です。

どの程度の外気温で使用できるかを
判断できて、数字が小さいほど
軟らかいエンジンオイルなので
始動性が高いオイルとなります。

W-の後に表示された「20」や「30」の
数字は高温時(エンジンが温まってから)の
粘度を示し、数字が大きいほど
高温時の粘度が高く油膜が切れにくいので
ターボや高回転運転をされる方に最適です。

SAE 0W-20が使用出来る、省燃費車に
0W-20のエンジンオイルを入れたら

零下35℃の場所でもエンジンが始動できて
夏場でも、エンジンが油膜切れを起こして
焼き付く事などなく、快適に
使用できますって表示なのです。

0W-20と5W-30の比較

粘度と燃費

Mobil1は製品データシート(PDF)を
公開してくれているので
0W-20と5W-30を比較してみました。


粘度、cSt(ASTM D 445)
0W-20
@40℃で44.8の動粘度
@100℃で8.7の動粘度

5W-30
@40℃で61.7の動粘度
@100℃で11.0の動粘度

とあります。
40℃の時と、100℃の時の動粘度です。

分かりきった事ですが
0W-20の方が、軟らかいエンジンオイルと
言う事は分かるのですが・・・



この数値の違いで、燃費はどれぐらい変わるのか?

エンジンオイルが軟らかい方が
抵抗が少なく、燃費が向上する理屈は
何となく分かるのですが
実際に比較してみた結果では
燃費はそんなに変化しませんでした。
(速度計に付いている燃費の数値)

オイルの硬さによる影響よりも
アクセルの踏み方の方が
あきらかに燃費に違いがありました。

走行距離でオイルの硬さを変えたい

我が家のワゴンR(MH44S)も走行距離が
そろそろ40,000kmになります。

新車のうちはガタ(クリアランス)も
小さいので、低粘度なオイルで
良いのでしょうが

走行距離が増えると共に
ピストンリング等が
少しずつ摩耗するので
ガタが大きくなります。

ピストンリングとシリンダスリーブの
ガタが大きくなってくると
圧縮が落ちて、エンジンパワーも
落ちてきます。

また、隙間が出来る事で
ガソリンがエンジン内部まで
入って、エンジンオイルを
希釈してしまうので
オイルの劣化も早めてしまいます。


50,000kmぐらいが目安だと
考えていたので少しだけ
早いですが、硬めのオイルにした方が
エンジンやエンジンオイルの
耐久性的には良いかなと思っています。

燃費より3L缶と20Lペール缶のコスパ

DIYでオイル交換をするので
カーショップで購入するか
楽天かAmazonかYahoo!で注文します。

3L缶で購入するのですが割高です。

出来れば20Lペール缶で購入したいが
エブリイワゴン(DA17W)がターボ車なので
5W-30のエンジンオイルを使用しています。

同じ硬さのエンジンオイルが
使用できるなら
迷わず20Lペール缶で購入するのですが
2種類のエンジンオイルでは
20Lを使い切るのに3年程かかってしまう。

開封したエンジンオイルは
空気に触れる事で
少しずつ劣化するでしょうから
出来る限り早く、使い切りたいので
20Lペールでの購入は避けていました。

MH44Sに5W-30のエンジンオイルを
使用する事により20Lペール缶での
購入が可能になり
エンジンオイルの価格が安くなります。
(お財布に優しい選択です)

TAKUMIモーターオイルを選択

20Lペール缶を購入する事になったので
以前から気になっていた
TAKUMIモーターオイルの
HIGH QUALITY Seriesの
5W-30を購入してみました。




APIで5つのグループに分けられた
ベースオイルの分類の中で
グループⅢのベースオイル
高度水素化分解基油を使用した
品質と価格のバランスが良い化学合成油です。
(化学合成油のオイルって
言って良いんですよね?)


楽天市場での評価も良いので
使用するのが楽しみです。

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