【ルイヴィトン】ヌメ革の修復計画!コロニル1909でシミとひび割れに潤いを与えてメンテナンス

LOUIS VUITTONと言えば、代表的な柄が
モノグラムなのでしょうが
底面や持ち手の部分には
ヌメ革が使用されています。
ヌメ革は、ガッチガチに防水加工された
革では無く、一切余計な加工が
されていない革なので
革の中でも相当デリケートなのです。

ヌメ革は、水に濡れると「シミ」に
なってしまい、革に潤いが無くなると
ひび割れをおこします。

そんな扱いにくい革ですが
風味がある革に育てるのが
エイジングなのです。
なかなか奥が深くて、難しい作業です。

シミとひび割れが、非常に酷い
ルイヴィトンの鞄が
我が家のクローゼットに眠っています。

13年前に、嫁さんにプレゼントした
鞄なのですが、シミとひび割れの鞄を
Collonil Japanの
1909シュプリームクリームデラックスを
使って、修復してみたいと思います。


当時は大事に使っていたのですが、娘に貸したら雨の日に使ってシミだらけになってかえってきました



ママから借りてはいましたが、雨ぐらい降りますし鞄が濡れるのは仕方ないです。濡れてしまっただけで汚くなってしまう鞄の方がおかしいですよ



まあ新品みたいには、絶対に戻りませんが綺麗になる様に努力をしてみましょう
これがシミの部分です
底面の半分ぐらいはシミになっていますね

シミ取りをやってみよう

そもそもシミは、ヌメ革に水分が
染み込んで、乾燥する事で
出来てしまうので
あえて、もう一度全体に
水分を染み込ませてみます。

きつく絞ったタオルで、シミの部分を
拭いていきます。


革にダメージを与えたくないので、マイクロファイバータオルの新品を使ってみたのですが効果が有るのかは分かりません

かるく拭いていると
この様に茶色い物が取れてきます。

革の色ですか?植物のシブですか?
予想以上にタオルが茶色になります。

シミがわからなくなる様に
全体的に濡れしながら
拭いていくと、この様になります。
全体的に革の部分が湿ったので
シミは目立たなくなりました。
強く擦りすぎると、革が毛羽立った感じに
なってしまいますので注意が必要です。

水分を乾燥中させます

室内で、丸1日乾燥させました。

水拭きにより、元々なかった油分が
さらに抜けてしまっていますので
天日干しは、危険だと思います。

乾燥したらコロニル1909で潤いを与えます

若干カサカサになったヌメ革に
コロニル1909の
スプリームクリームデラックスで
潤いを与えていきます。
本来は米粒大ぐらいに取ったクリームを
伸ばしていく様に塗り込むのですが
みるみる染み込んでいきます。

少し多めに取って、ポンポンと叩き込む様に
塗り込んでみました。
半分塗り込んでみたのがこちら。
ムラになっていますが
乾燥するとわからなくなります。

十分染み込ませてから、乾拭きします

少しだけ待って、乾拭きをした結果
潤いを取り戻したヌメ革になりました。
どうでしょう?凄くないですか?
こんなツヤツヤな感じになりました。


これなら、また使います!すごく綺麗になりました


このシミが酷くて
艶の無くなった革が
ツヤツヤになりました。

コロニル1909は凄い効果です。
革に栄養と潤いを、与えてくれます。

シミ対策にフッ素系防水スプレー

またシミが出来てしまうと嫌なので
防水加工もします。

アメダス420を吹き付けて完成です。
直ぐに乾くので画像は無しです。
スプレーする時はマスクをして
吸い込まない様に気を付けて下さい。

革製品の保護方法が分かっていなかった

栃木レザーのヌメ革財布を買って
使ったみた結果

ヌメ革が相当デリケートな物だと
実感しました。

ヌメ革財布の記事はこちらから
【栃木レザー】牛ヌメ革の魅力!エイジングで革の変化を楽しむ

雨の日にコンビニへ買い物に行って
駐車場から走ってもシミになってしまう。

濡れたらアウト!もうシミ発生!
難しいですね、ヌメ革は・・・

大事なのは予防

ルイヴィトンの鞄などを買って
使う前に防水加工するとか
定期的にクリームで革に潤いを
与えないといけないと知ってましたか?

少なくとも、私は知りませんでした。

ルイヴィトンのお姉さん!教えといて下さいよ

高級な鞄なので、買う時に
メンテナンス方法を教えてから
販売して欲しいですね。

高級な物は、長持ちすると
思いこんでいましたが
そうではありませんでした。

高級な革を使っている製品を
正しいメンテナンスで使うと
長持ちするのです。



今後は買ったらすぐに防水&クリーム

もう間違いません。

今後は、購入したその日に
防水&クリームをやります。

使いだしても定期的に
1909シュプリームクリームを塗ります。
またまた少しだけ
革の事が分かった感じがしました。

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