流し台シンクの排水口つまりを解消【キッチン】油汚れを浮かせて取り除く方法

台所で皿洗いをして、すすぎをする為に
水道水を全開で流しだすと、2分程で
排水口の水が少しずつ溜まってきて
泡が、なかなか流れなくなってきました。


水道の水を止めると、「ゴボッゴボッ」っと
音がして、やや遅れて水や泡が流れ出します。
排水管に、何かがつまっている感じでは無く
汚れが排水管にこびり付いて、排水管自体が
細くなり、排水できる量が少なくなって
いる感じがします。



プロの水道業者さんを呼べばすぐに解決するのでしょうが、まずは「自分でやってみよう」って事でDIYです。

排水管が汚れる原因

キッチンの排水管に溜まる、汚れの一番の
原因は油だそうです。

カップラーメンを食べた後に、汁を排水口に
流すことで、排水管に油がこびり付きます。

こびり付いた油は、粘土の様になってしまい
排水管の内側に、こびり付いて
排水管を細くしてしまい、排水できる水の
量が、だんだん少なくなってしまいます。

排水トラップを分解

排水口のゴミ受けの下には
排水トラップという部品が付いていて
水を貯めておいて蓋代わりにして
下水のニオイがあがって来ないように
する部品です。


こちらの目皿を取るとゴミ受けが見えます。

目皿は、100均で販売していますので
汚れが気になってきたら
手軽に交換出来るのでいいですね。

この目皿は100均キャンドウ製で110円です。


こちらがゴミ受けです。

撮影用に外しましたが、通常は水切りネットの
ストッキングタイプを取り付けています。

ゴミ受けを取り外すと、よく見かける
この部品が出てきます。

ワントラップと言う部品だそうです。


この状態は、ブログ用に洗浄し終わった画像に
なっていますが、粘土のような白い油が
こびり付いていました。

この状態で、我が家はキッチン泡ハイターを
使って、除菌・漂白・消臭をしていたそうですが・・・


キッチン泡ハイターでは、粘土のような白い物が取れる事も溶ける事もありませんでしたが、この下の部分はどうなっているのでしょうか?怖くて外す事もできません


この下の部分は、何年かやっていませんでしたが
今回、水の流れが悪くなってしまったので
あけてみたところ、白い粘土と茶色い物
黒い奴もいたりして、ギトギトでネバネバが
いっぱい溜まっていました。

洗い流すと又つまるので

この白・茶色・黒い物をキッチンペーパーで
取り除いて、ゴミ袋へ直接すてました。

排水口に流してしまうと、更につまってしまう
原因になるだけでしょうからね。

ちなみにニオイは油とカビって感じでした。


ワントラップの裏側です。

もうブログに載せてもいい、画像の限界を
超えていたので、掃除してからの画像です。

ワントラップの裏側には、白・茶色・黒の
ギトギトがビッチリと溜まっていたのです。

たまには、この部分を丁寧に掃除しなくては
いけないなと反省しました。

今後は、排水口にカップラーメンの汁を流したり
脂でギトギトなフライパンを洗う時は
キッチンペーパー等で、出来る限るの
油を吸い取ってから洗った方がいいですよ。

洗い終わったら、50℃ぐらいのお湯を流して
排水管に油が固まらないように
した方が、より効果的ですね。



カップラーメンの汁は、何杯分流したでしょうか?本当にやめた方がいいですね

お湯で油を溶かす

取り外した部品の掃除は終わったので
次は排水管の中の掃除です。

はじめに試した方法は、お湯とタオルを使って
蓄積して粘土のようになってしまった油を
お湯で溶かしてから流し出す方法です。

排水口にタオルをつめて置いて、シンクに
50℃ぐらいのお湯をためてから、タオルを
引き抜いてお湯を一気に流して
汚れを取り除く方法を試してみましたが
効果は、ありませんでした。

パイプクリーナー油を浮かせる


いろんなメーカーから、パイプ洗浄用の洗剤は
販売されているのですが、パイプに溜まって
しまった油汚れには、塩化ナトリウムの濃度が
1%を超えている物しか効果が無いそうです。

ヌメリやニオイには効果があるみたいです。

塩化ナトリウム濃度が2%の物も販売されて
いますが、効果が強力な物なので
使用するには注意が必要です。

「混ぜるな危険」って事なのですが
そんな事は皆様、わかっていますよね。

塩素系の物と酸性タイプの物を混ぜると
有毒な塩素ガスが発生してしまうので
注意して使用してください。


パイプユニッシュPROは、水酸化ナトリウムが2%です。

粘りのある、トロトロな液体でした。

使う時は出来る限りパイプに直接

目皿やゴミ受けの上からでは無く
ワントラップを取った状態の排水口に
直接パイプクリーナーを注ぎ込んで下さい。


このパイプに直接入れる事で十分な効果が発揮されます。

我が家では、パイプクリーナー3本を6回に分けて
使ってみた所、十分な効果がありました。

皿洗いぐらいでは、水が貯まらなくなったのです。

少しだけポイントですが

パイプクリーナーを投入する前に50℃ぐらいの
お湯で排水口のパイプを温めてから
パイプクリーナーを投入する事で効果が倍増します。

流す時にも、50℃程のお湯で流した方が
効果的に配管の油を除去出来ると思います。

定期的に排水口のを掃除する事によって
つまりもヌメリも対策する事がわかりました。

ワイヤー式パイプクリーナー

液体のパイプクリーナーで解消してしまったので
今回は、出番がありませんでしたが
ワイヤー式のパイプクリーナーも購入していました。


排水口から入れていって、物理的につまりを解消する
アイテムです。
お風呂の排水口や、洗面台の排水口でも
使う事が出来るので、出番が来るまで
ストックして置きます。

ポンプ式パイプクリーナー

真空式のパイプクリーナーです。


排水口に押し当てて、ハンドルを上下する事で
圧力を加えたり、吸引する事が出来る物です。
この真空式パイプクリーナーが、排水口の
つまりに一番効果があったと言うレビューが
多かったので、使用するのが楽しみだったのですが
つまりが解消してしまったので、使う事は
できませんでした。

次につまってしまった時には
一番目に使用しようと思っています。

そう言えば、水切りネットにアルミホイルを
丸めた物を入れておくだけで
ヌメリ予防になるそうですよ!!


試してみて下さい。

0 件のコメント :

コメントを投稿